わたしたち家族4人は、2025年春、ニュージーランドへ移住しました。治安がよくて、食材が豊かでおいしくて、子育てしやすいこの街に移住できて、本当によかったです。そんなひつじさん家の移住~永住権ゲットに向けてのこれからをお伝えしていきます。
日本で転職するときも、新しい職場環境に馴染むまで大変ですよね。それが海外ともなればなおさら。転職前に職場文化を知っておくことは非常に重要です。
海外で電気工事士として働いて感じたギャップは?
準備しておいた方がいいことは?
そのような疑問にお答えするため、今回は、ひつじさん家夫へ、転職後3カ月目インタビューを実施!
実際は、大工のような業務をしたり、技術面での違いにかなりのギャップを感じたようです。そして、当初思い描いていたニュージーランドでの働き方とは違った側面があるようで・・・
それでも4週間の有給休暇が取得できるのは海外勤務の大きなメリット!
ぜひ、海外転職活動の参考にしていただければと思います。
- NZ電気工事士の業務内容
- 勤務日のながれ
- Annual leaveの取得
- 日本とのギャップ
- 給料について
Contents
NZ電気工事士の仕事について
会社支給の車で現場へ!
夫からの聞き取りをQA形式でまとめていきます。
- 主な業務について教えて
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① 新築住宅やリノベーション住宅の配線、機器設置・移設
② 大規模事業所などの配線、機器設置・移設
③ ヒートポンプ(エアコン)の設置、修理
- 同僚の国籍は?
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自分以外、すべてKiwi(ニュージーランド人)。話し言葉が独特で速すぎて、今でも聞き取れないことがあるけど、聞き返すと丁寧に教えてくれる。分かるまで何度でも聞き返すことが大事。
- 職場から支給されたものは?
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バン(社用車)とガソリンカード支給。今後は携帯電話も支給される予定。
会社によっては、電動工具が支給されることもある。
- 研修などはある?
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上位資格の取得で、安全講習含めたさまざまな研修がある。研修に関しては業務扱い(給料発生)
- 日本との技術面での違いは?
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違いがありすぎる。
まず住宅に関して、最も大きい違いは電圧。それ以外にも、ダウンライトが主で、日本の天井でよくみられる、引掛けるアダプタが設置されていないため照明器具交換にも一苦労する。
リノベでの床下・天井裏での作業や、壁や天井にドリルで穴をあける作業が発生して、大工になったのかと錯覚することも。
その他の設備に関して、図面を書いたり見る習慣がないので、全体の配線が不明。
- 日本から準備してきたほうがいいものは?
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① 使い慣れた道具:ハンドツール、ヘッドランプなど
② 折れない心:日本と違うので柔軟性が大事
③ 語学:最低限で大丈夫。仕事で使う用語は慣れるし、聞き返してもいやがらない。
1日のながれ
- 始業と終業時間は?
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8時始業、16時30分終業の8時間勤務が基本。事務所への出勤はほとんどなく現場へ直行直帰。
- 休憩時間は?
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午前と午後に各15分休憩:SMOKOという(有給)、お昼にランチ休憩30分(無給)がある。
- 残業はある?
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結論をいうとある! 最近は案件が多く、毎日のように残業で、平均して週4時間は超過勤務が発生。その分もちろん給料が出る。日本のようにサービス残業という概念はなく、法律でしっかりと明記されている。土日祝出勤は今のところなし。
ニュージーランドの働き方は、残業がなく、時間になれば作業が残っていても翌日以降にすると聞いていたけど、夫の職場は違いましたね。
クライストチャーチでは、他のサービス対応も比較的早いし、働き方は土地柄やオーナーの考え方によるというのが事実ですね。
休暇について
- 有給休暇はある?
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ニュージーランドでは法律で4週間の有給休暇(Annual Leave)取得が義務付けられている。
オーナーからは、会社の休暇に合わせてクリスマスシーズンの有給取得を推奨されている。一度に全部取る必要はなく、わけて取ることも可能。
- いつから有給休暇がとれる?
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契約書上は、12か月勤務後に4週間のAnnual Leaveが付与される。
実際は、2週間ごとに有給が1日ずつ増えていて、給与明細で確認ができる。
- 有給休暇以外の休みは?
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半年以上働くと、年間10日まで病気休暇(Sick Leave)が取れる。それ以外の休暇は、無給になるが可能。同僚の中には、育児のため週4日勤務としている人もいる。
給料について
- 給料はいつ支払われる?
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働いている会社は週払い。NZ企業の多くが週払いで銀行振込。
会社からの推奨銀行がASBだったので口座をつくった。
- NZ電気工事士の給料は?
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2025年8月現在、NZ電気工事士の時給中央値はNZ$23.88(Payscale)、平均値は約NZ$34(Indeed)、時給レンジはNZ$31〜51となっているらしい。
都市部(オークランドやクライストチャーチ)は時給が高い傾向がある。
- 日本と比べて給料はあがった?
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もちろん上がった!源泉徴収が所得税(17.5%~30%)だけなので、日本と比較して手取りはさらに増えている。
まとめ
ニュージーランドの電気工事士の実際、いかがだったでしょうか。
技術面では大きな違いがあって、そこはもう慣れていくしかないようですが、給料も高く(その分物価が高いけど)、4週間の有給休暇はかなりのメリットだと思います。
実際は、職場によって残業が発生することもあります。それでも、遅くても18時までには帰宅しているので、家族との余暇時間を長く過ごせています。
今後も、数か月ごとに、NZ電気工事士の実際について更新していきたいと思います!
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